登山

7月末にテントを持って燕岳(つばくろだけ)に登ってきた

天候の関係で2度の延期を経て、3度目の挑戦となった燕岳。今回も直前まで天気予報は微妙な感じでしたが、いざ当日からは快晴が続き、雨に降られることなく無事に登頂して下山できました。燕山荘での大パノラマも雲一つない最高のものが見られました。

ルートは中房温泉の登山口から燕岳に入り、合戦小屋を経由して、燕山荘のテン場でテントを張り、初日に燕岳に登頂。テントで一泊して、帰りは来た道を下山するとしました。

第一駐車場から合戦小屋まで

中房温泉付近には第一から第三までの駐車場があります。第一は登山口に近いですが、第二第三と遠くなり、登山口までの移動が大変になるという情報があったので、登山する日の前日の夜に出発し、深夜2時くらいには駐車場に到着しました。

山道で真っ暗だったので、一度は第一駐車場に気付かず通り過ぎてしまいましたが、引き返し、何とか発見できました。駐車場の空きもあり、無事に第一駐車場に車を置くことができました。

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ちなみに空いていたのは2台分。最終日に茨城から来たというご夫婦に話を聞いたところ、5時くらいには空きがなくて、かなり引き返したとのことでした。タイミングもあるのでしょうが、第一駐車場に車を置けたのはラッキーでした。

そして、少し仮眠。

5時前くらいに出発です。

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最初の目標となるのは合戦小屋です。合戦小屋までは4ヵ所のベンチエリアがあり、ちょうどよく休憩を取ることができます。ただ、さすが急こう配で知られる燕岳。結構ハードな登りが続きます。

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ここは第二ベンチ。

9時ごろに合戦小屋に到着。

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名物のスイカを頂きます。

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甘くておいしい。
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合戦小屋から山頂まで

合戦小屋からを過ぎてからもハードな登りが続き、11時頃に燕山荘に到着しました。

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燕岳の山頂を目指す前に、テントを張り、少し休憩。三連休の最終日に出発しているので、テン場はかなり空いていました。ピーク時はテントが張れないこともあるそうです。

ちなみ真ん中らへんのグレーのテントが我々の家です。

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そして、山頂を目指します。

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ちょうど、僕らが登ったタイミングは雲がかかってしまっていました。

途中、イルカ岩やメガネ岩を横目にしながら、ぐんぐん登っていけば山頂です。

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山頂は2763メートル。残念ながら少しガスってしまっていて、槍ヶ岳を見ることはできず。007

燕山荘周辺の景色やら食事やら

夜はパスタを茹でて、レトルトのソースと和えました。

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ちなみに食事の前に大ジョッキを2杯(@1,000円)空けてます。なかなかよく飲みました。

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7月末の燕岳はコマクサのシーズンであちらこちらに群生しているのが見られました。ウィキペディアによると「高山植物の女王」って呼ばれてるそうです。可愛い花ですが、毒を持っているそうです。

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燕岳は山の診療所があることでも知られています。ドラマにもなりましたね。

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夜は結構風が強く、寒かったです。そして、翌朝。

↓富士山。

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↓槍ヶ岳。綺麗な朝焼けでした。

燕岳は槍ヶ岳に向けての入口にもなっているので、ここから何泊かしながら槍ヶ岳を目指す人もいるようです。

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↓燕岳。

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↓北アルプスのパノラマ。

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下山して有明荘の温泉へ

この後下山しましたが、下りの急こう配は、登りよりもひざに負担があり、予想よりもしんどかったです。

第一駐車場で車に荷物を積み、有明荘で温泉に入り、食事をいただき、帰宅しました。

有明荘は山賊焼とかソースかつ丼とか長野のB級グルメ(?)が美味しくいただけます。僕はソースかつ丼。奥さんは山賊焼を頂きました。山賊焼って「焼」なのに「揚げ」なんだよね。なんでだろう?

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まとめ

燕岳は比較的登りやすい山でした。

(登りやすいと言っても、下山した時にはひざはガクガクでしたが。)

燕山荘付近は景色も素晴らしく、小屋やテントに荷物を置いて山頂を目指せるし、山頂への道もそれほど険しくはありません。

急こう配はしんどいですが、登山時間は短めです。これから登山を始めたいという人がいたら、「燕岳がいいんじゃない?」とオススメできる山だと思います。

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