今年もお休みをもらってパラオに行ってきました。5回目だか6回目のパラオです。ダイビングで行くのですが、行くたびに色々なことがあって飽きないですね。
というわけで、今回はダイビングネタです。
ダイビングをしているとでっかい魚が好きな人(ワイド派)とちっさい魚が好きな人(マクロ派)と分かれます。パラオはでっかい魚が多いというイメージがあるので、ワイドが好きな人が多いのですが、僕らはマクロも好きです。ハゼとか。で、パラオにもハゼはいるわけです。
アケボノハゼとかヘルフリッチとか
アケボノハゼとかヘルフリッチとか30メートルより深いところにいて、ちょっと潜るのが大変なのですが、今回は両方とも見ることができました。アケボノハゼは前回も見ることができたのですが、ヘルフリッチはなかなか見られなくて、今回久々でした。
ポイントはブルーコーナーのマクロ穴です。
こっちがヘルフリッチで、
こっちがアケボノハゼです。
綺麗な色で怒ったような顔がかわいいです。僕は明治大学を出ているので、紫色のヘルフリッチが好きです。
ブルーコーナーと言えばバラクーダ
ワイドももちろん楽しいわけです。ワイドでブルーコーナーと言えば、ギンガメアジの群れだったり、グレイリーフシャークだったり、ナポレオンだったり、カンムリブダイだったり、色々揃っているのですが、中でもブラックフィンバラクーダは見ごたえがあります。
120㎝くらいあるかなり大きな魚です。
これが群れて玉になっていたりするとすごい迫力だったりします。
他にダイバーがいなかったりしたので、玉の中に突撃したりしてみました。
ジャーマンチャネルのマンタ
パラオで必ず行くポイントはブルーコーナーとジャーマンチャネルです。ブルーコーナーは何でもいるポイントですが、ジャーマンチャネルと言えばマンタです。
通常は着底してクリーニングに来るマンタを狙うのですが、今回は捕食狙いです。
マンタが宙返りしながらプランクトンを食べる様子を狙うのです。潮の干満とかの条件が揃わないと見ることができません。ちなみに去年も同じ時期で狙ったのですが、見ることができませんでした。
今年は念願が叶い見れました!
プランクトンが大量に発生していて、そこにクマザサハナムロが群がっています。ちなみにクマザサハナムロはグルクンって呼ばれてる魚で、沖縄で唐揚げとかにしてよく食べます。
そこにマンタの登場です。
どーん!
6匹くらい出ました。一心不乱にプランクトンを食べているようでした。
で、宙返り。
くるっくるっと回転します。
いいものが見られました。
さらにはイルカやバショウカジキも
イルカもカジキも船上からは見たことがありますが、水中から見たのは初めてです。僕らみたいに年に数回しか潜らないレベルだと最初で最後かもしれません。
イルカ。
バショウカジキ。
どこにいるかわからない?
よく目を凝らしてください。よく見れば見えるようになりますから。
船上からはジュゴンも見られたりと、いろいろな生き物が見られました。5回だか6回目のパラオなのに初めて見たものや、体験したことも多く、楽しんできました!
おまけ
日本では沖縄でみぞれが降ったりした異常気象の影響で、パラオの海が荒れていたようです。うねりがすごくて、ダイビングするのも大変でした。
世界は繋がっているっていうのも実感。
最後は船の上からの日の出の写真です。また行きたいなー。